【オーガニックコットン ダブルガーゼ】創業100年の染色工場を訪れました(2)

coccaの生地ができるまで

KOKKAやcoccaのテキスタイルをつくる上で欠かせないのが、協力してくださる工場の存在です。
今回は、第1回に引き続き、京都府城陽市にある黒川ダイドウ株式会社の染色工場からお届けします。
ー第1回はこちらー
 
黒川ダイドウ株式会社とcoccaの色づくり

約30年のお付き合いになる株式会社コッカと黒川ダイドウ株式会社。
これまでに難しいお願いもしてきましたが、そのたびに染色のプロ集団として力を発揮してくれました。
なかでもcoccaの生地としてこだわっていることのひとつが「色出し」です。

coccaの生地の特徴は奥行きのある色展開。
本来、無地の生地は個性が出しづらいのですが、黒川ダイドウ株式会社の染色工場では、理想の色ができあがるまで、何度も色を出して細かな調整をしてもらっています。




とくに、紫や紫が強いピンクなどは再現が難しく、出しづらい色です。赤と青の単純な組み合わせだと思われがちですが、きれいな紫色を出すのは難しく、さまざまな染料を使いながら、毎回試行錯誤しています。
繊細な色の再現を可能にするため、職人の勘や彼らが積み重ねてきたノウハウはもちろん、ミリ単位で計算をしながら少しずつ色を混ぜていくこともしばしば。まさに人の手による微妙な加減が色を左右するのです。



オーガニックコットンの新作生地ができるまで

さて、そんな黒川染工場では、オーガニックコットンを使ったcoccaの新作生地の染色が始まっていました。その模様を少しだけお届けします。


オーガニック商品にはこのようなフラッグが立てられます。
少し覗いてみると……染色が終わったcoccaの新作生地を洗浄していました。


長いままの生地を洗いにかけます。


専用の機械には「オーガニックコットン加工中」の張り紙が。通常の布と混ざらないように細心の注意を払っています。


洗い上がり終盤には、機械から大量の水が出てきます。 


大雨のような迫力でした!


洗い上がって、ざっと水切りされた布たち。


小さく切り取って、アイロンがけをして乾かします。


乾いたら、サンプルを見ながら「色が再現できているか」を念入りにチェック。


色のチェックを通ったら、布の表と裏を合わせる工程に入ります。


このミシン、いまも現役です。


工場を歩いている途中、フラッグのあるボックスを発見!
さっき切れ端を見かけたcoccaの新作がありました。
念のため、実際のサンプルと照らし合わせて色や手触りをチェックしてみると、完全に再現されていました!



2回にわたってお届けした黒川染工場のレポート、いかがでしたか?

coccaでは、全国の織工場や染工場にご協力をいただきながら、一緒にものづくりを行なっています。
工場といっても、その工程はオートメーションではなく、すべては人の手によるもの。
今回ご紹介した以外にも多くの工程があり、それぞれの持ち場で職人さんたちが頑張ってくれています。

1枚の生地が生まれるまでにはたくさんの苦労があり、多くの人の手がかかっていることを、少しでも皆さまにお伝えできれば嬉しいです。


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