ハンドメイドで利用しやすい布の素材・種類の特徴を紹介！

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こんにちは。cocca(コッカ)です。
みなさんは、生地を選ばれる時に何を基準に選ばれますか？

衣服や雑貨のハンドメイドでは、同じデザインでも使用する布によって大きく使い勝手や風合いが変わってきます。

今回は、ハンドメイドで使いやすい布の素材と種類を紹介します。それぞれの肌触りや風合い、向いている用途についてみてみましょう。
いつも生地選びに悩まれている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

綿（コットン）

肌触りと吸水性が良いことから、下着や衣服、靴、浴衣と広く用いられています。染色性・発光性も優れている一方で、色落ちしやすい生地もある点がネックです。また、綿100％だとシワになりやすいため、化学繊維と混ぜて紡績されることも。有機栽培された綿は、とくに「オーガニックコットン」と呼ばれています。

綿の代表的な布の種類

ブロード	Tシャツからパンツ・スカート・カバンまで、もっとも広く使われている綿布。ポリエステルと混紡したT/Cブロードもある。
シーチング	ブロードよりもやや厚手なものの、ふんわりと柔らかい平織りの綿布。ブロードよりも素朴な印象を受ける。
ローン	薄く軽く、柔らかい平織りの綿布。透け感が出るので、スカートやワンピースに使用する場合は裏地が必要。
デニム	インディゴ染料で染めた経糸を使用した布。いわゆるジーンズ生地。近年は、薄手から厚手、伸縮性のあるものまで種類も増えている
ダブルガーゼ	ガーゼを2枚重ねることで、優しくふんわりとした肌触りの生地。肌への刺激が少なく、使用するほどさらに柔らかくなる。

麻

吸湿・吸水性に加え、速乾性にも優れており、放熱性もあることから、清涼感を得られる素材です。天然のなかでもっとも丈夫で長持ちしますが、シワになりやすい特徴もあります。ファッションにおいては、このシワをおしゃれとして利用することも。麻にはかなりの種類がありますが、日常的に使用するのは亜麻（リネン）とちょ麻（ラミー）の2種類です。

麻の代表的な布の種類

リネン	長くヨーロッパで用いられてきた麻生地。主に綿と混紡して利用され、柔らかさを感じられる。使うほど肌になじむ。
ラミ―	日本はもちろんアジアで広く用いられてきた麻生地。麻のなかでも、とくに丈夫でコシがある素材。麻特有の艶っぽい光沢感を感じられる。

レーヨン

レーヨンは、木材パルプから採取される原料を利用して作られた化学繊維です。柔らかく、上質な光沢感があり、触り心地もシルクに似た滑らかさがあります。通気性・吸湿性に優れていることから、衣服や寝装具に利用されます。ただし、水に弱くデリケートな特徴もあり、家庭で洗濯する際は手洗いが基本となります。

レーヨンの代表的な布の種類

ちりめん	織り糸をねじって、表面にシボを出した生地。レーヨン素材のものは絹より安価に入手できる。
ポプリン	経糸と緯糸の太さや比率を変えて、表面に畝を出した平織りの布。レーヨンのほか、綿や絹などで作られる。

ポリエステル

非常に強度が高い化学繊維です。シワも型崩れもしにくいため、シワになりやすい綿や麻と混紡してさまざまな生地に利用されています。他の化繊よりも非常に軽く、吸水・吸湿性が低いため、速乾性を求めるスポーツウェアにもよく用いられます。一方で、汗を吸ってほしい下着類には不向きです。

ポリエステルの代表的な布の種類

ジョーゼット	薄く透け感があり、しなやかな生地。ドレスやヴェール、ダンス衣装などに使われる。
アムンゼン	梨の皮のように表面に細かなシボがある織物。シボのお陰でさらりとした肌触りと清涼感がある。
フリース	本来、毛織物一種だが、近年はポリエステルを利用した生地を指すことが多い。軽く、温かい点が特徴。

ポリウレタン

ポリウレタンはもともと天然ゴムの代替品として開発されており、伸縮性を持った化学繊維です。綿・ウール・レーヨン・ポリエステルなど伸縮性のない素材と組み合わせることで、生地にストレッチ性を持たせることができます。ただし、劣化しやすく、紫外線・熱や湿度に弱い特徴があります。

ポリウレタンの代表的な布の種類

ジャージ布	ポリウレタンは伸縮性があるため、体操服やTシャツ、トレーニングウェアに使用される。
フェイクレザー	合成繊維で作られた合皮。ポリウレタンを使用したものは、本革に近い風合いを持っており、柔らかくモッチリとした肌触り。製品にはPUと記載がある。

ナイロン

ナイロンは、ポリエステルの次に多く使用されている化学繊維です。軽く丈夫なことが特徴で、ポリエステルにはない伸縮性も持っています。合成繊維特有の光沢があるため、衣服そのものよりも衣服の装飾や、カバンや巾着、エプロンなどへの利用が向いています。

ナイロンの代表的な布の種類

チュール	目の粗い網目状の布で、ドレスの装飾やヴェール、リボン、カーテン、スカートなどに多く使用されます。
オーガンジー	薄くハリがある固い生地。その繊細な透け感は、高級感があり、ウェディングドレスのほか、トップス・スカートにも使用される。

アクリル

ふんわりと柔らかくボリュームのある素材。保温性が高いことから、ウール（羊毛）の代用品としてニット・毛布・カーペット・ぬいぐるみなどに利用されています。しかし、吸水性が低く、汗を吸収しないことがウールと異なる点です。生地によっては、ウールと混紡して使用されることもあります。

アクリルの代表的な布の種類

ニット	1本の糸で編み込まれた生地。セーターや帽子、手袋、スカートなど幅広く活用できる。
フェイクファー	天然の毛皮を模した織物。染色しやすい・発色が良いことから、フェイクファーにはアクリルが多く使用されている。

用途に合わせて布の素材・種類を選ぼう！

今回は代表的な布の素材や種類を紹介しました。このほかにも多種多様な素材・種類の布があります。ハンドメイドで何か製作したい場合は、用途から布を選ぶことがポイントです。

なかでも、綿や麻の生地は天然素材なので、子どもから大人まで肌質を問わず使用しやすく、ハンドメイドで衣服やカバンを作りたいときにぴったりです。『cocca』にはオーガニックコットンを使用した綿布や、他にはない柄・モチーフ入りの綿麻生地などが揃っているので、おしゃれなファッションアイテムを作りたいときは『cocca』を覗いてみてください。

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