【オーガニックコットン ダブルガーゼ】~創業100年の染色工場を訪れました(1)

誰もが安心できる生地づくりのために

coccaのロングセラー商品、「オーガニックコットン ダブルガーゼ生地」は、京都の歴史ある工場さんで作って頂いています。
柔らかく肌になじむ優しい質感と、素材の良さを引き立てるカラーリングがリピーター様に愛されている看板商品はどうやって作られているのでしょう?

コッカと一緒に30年以上一緒にものづくりをしてくださっている、黒川ダイドウ株式会社さんの染色工場にお邪魔してきました。


人や環境にやさしい生地をつくりたい



京都府城陽市にある黒川ダイドウ株式会社は、創業100年を迎えた歴史ある染色工場です。
伝統技術を受け継ぎながらも、“日本一の染色工場”を目指して、時代や社会の変化に合わせた新しい取り組みも行なっています。

そのひとつが「OEKO-TEX認証」。
安心安全な物質を使って作られた製品だけに与えられる、世界基準の認証制度です。


黒川ダイドウ株式会社では10年ほど前から毎年認証試験を受けて、すべての生地でクリアしています。
「品質管理をクリアにすることで、安心できる生地を届けたい」と、黒川ダイドウ株式会社の北脇さん。日本ではあまり知られていませんが、海外では一般的な認証です。



この制度では数百種類の禁止物質が定められており、分析試験、訪問監査、書類審査など厳しいチェックが行なわれます。
当然、生地を染める際にも基準を満たした原材料のみを使わなくてはならず、どんなに発色に優れていても、新たに禁止物質に指定されればその色は使用できません。

「OEKO-TEX認証のために、この色や柄が表現できない」というジレンマと戦いながらも「肌に触れるものなので、安心できる原材料を使うことを優先したい」と考えているそうです。



さらに、黒川ダイドウ株式会社では「J∞QUALITY(Jクオリティ)」認証も取得されています。
「MADE IN JAPAN」が最終工程を日本で行なった証明であることに対して、「J∞QUALITY」はすべてが日本製であるという認定です。
すべてを国内で生産すると商品の価格が上がってしまいますが、これもお客様に安心できる生地を届けるためなのです。



加えて、オーガニックコットンの認証である「OCS認証(Organic Content Standard認証)」の取得ユニットとなりました。
この認証では、農薬などの化学薬品を使用しないで栽培された、環境にやさしい綿花(オーガニックコットン)を使用することはもちろん、原材料が適切に管理され、加工から出荷までを厳重に管理することが求められます。

また、取得にはスタッフの教育も重視され、各部門のスタッフがオーガニックコットンやその使用方法などを正しく理解していることが求められます。
こうした部分はとくに大変で負担が大きいことから、多くの工場が取得できないのが現状です。

そのほか、排水や二酸化炭素発生量の制限、電力の省エネ化に関する認定も取得し、環境に配慮したものづくりを行なっている、日本有数の染色工場なのです。



次回は、実際にコッカの生地ができるまでをご紹介します。

NEXT》創業100年の染色工場を訪れました(2)に続きます。

 

 

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